ここ最近二郎にはまりまして。正直、中毒に近い状態です。
特に赤羽と西新井のアブラ別皿を体験してからは1週間に一度は食べないと気がすまなくなってきました。 
以前足立区に住んでいたときには西新井は通勤経路ですので、特に問題はなかったのですが。
引越ししてからはちょっと通うには遠すぎると。じゃあ、食べずに我慢しちゃうかというとそれは不可能。
だってさ・・・
今の所に引越ししてからというもの、自転車通勤のときは「一之江店」の前が通勤経路。
さらに小岩店がご近所さん。
そりゃ、我慢しろっていうほうが無理ってもんです。
と、いうことで家で真似できないかと。
特にあの、アブラね。
あれを家で作ってはどうかと。
ネットで調べると結構同じように家で二郎を再現しようとしている方がいらっしゃるみたいで。
我が家ではラーメンスープは自宅でたまに作っているので
とりあえず下調べなしでオリジナルで近い味が出せればOKということでチャレンジしてみました。

ちなみに。

どうせならと。
あの味を再現させるべく奥さんも実際に本物を食べてもらい、軽くジロリアンに成長させてしまいました。
気が済んだらダイエットするからね、奥さん。



-1日目-
最後に二郎を食べてからから2週間。ついに禁断症状発生。
とりあえずあのアブラだけでも食べたいと。奥さんに懇願。仕事帰りにハナマサに急遽立ち寄り背アブラを購入。これで1.5kg-290円。

明日のために夕食後早速仕込み開始。

大き目のなべに水を張り沸騰させている間にアブラの準備。
適当な大きさに(ちょっと大きめ)に切り分け鍋に投入。




鍋には冷蔵庫の余ったお野菜たちを思いきやこういうときに限ってキャベツと生姜とねぎ(白い部分)しかない。
でも、別にスープを取るわけじゃないしアブラの臭みが消えればOKかと。
ここに先ほどの背アブラを投入。



こんな感じです。で、煮込むこと30分もしたときでしょうか。
ここで突然ふっと。
「これさ、どうせ今日食べられないんだから明日もう少し野菜入れてスープにしちゃうっていうのはどうよ?」
っていう提案に奥さんが一言。
「それなら豚とかガラとか入れないとダシ出ないよ」
ああ、そっかと。残念がっているところへ奥さんの一言。
「じゃあ、あたしもう一回ハナマサ買出しいってくる?」



・・・なんていう”できた”嫁なんだと。
嫁二郎って思っても決して口にはしません。
即答でよろしくと一言頼みその間子供たちをお風呂へ。
さらに布団も引いて自分も少しできるところはお手伝い。

で。


にんにく、にんじん、たまねぎ、ねぎ(青い部分)をざくぎりにして追加投入。

さらに。


いやらしくも丸々と太った妖艶な豚さん970円と、



冷凍ガラ。281円も準備。



豚さんはまずフライパンで



表面を焼きうまみを封じ込め



はぁ〜どっぷんと。
続きましてガラさん



ちょっと見た目微妙です。
冷凍でまとめてあるので適当な分量だけ投入。
あとはアクを取りつつって・・・あ-忘れてた。



げんこつ。
こちらは別鍋で一度軽く湯通ししてアクをとって一度水で洗いました。
それから煮込んでみました。


あとはじっくりと煮込むだけ。
その間ちょっと「かえし」をつくってみました。
以前そばつゆに凝ったときの名残で、結構我が家では重宝しています。
っていってもたいしたものではなく

しょうゆ、砂糖、みりんをそれぞれ6:1:1くらいの割合で調合します。
まずは
みりんから


軽く煮切ってアルコールを飛ばし醤油と砂糖をあわせます。
沸騰しないように弱火で砂糖を溶かしてアクとりして出来上がり。


あとは冷まして冷蔵庫で数日寝かせてあげます。
ちなみに寝かせないと味がばらばらでただの砂糖醤油って感じですね。
2,3ヶ月くらいは保存が利くみたいで(本当のところはどうなんでしょうか。我が家では気にせず使っていますが)
いつのまにか使い切ってしまっています。
次回はアブラにこのカエシを使い味付けしていこうかと思っています。(すでに作りおきがあるので)

ということで昨晩3時間ほど煮込んでおきました。
アブラも購入するお店によって違うみたいでハナマサのアブラは既に柔らかくなっていました。
ちなみに昔、近所の肉屋で買ったアブラはハナマサの半分くらいの値段でしたが
硬さがあって(っていうのかな?)臭みもなく非常においしかったです。
この続きは今夜にもまたアブラ、豚等を作りますので出来次第更新します。



-2日目-
昨夜の続きです。
スープのほうはだいぶ煮込まれてきました。
いよいよメイン?のアブラちゃんです。
えー・・・



いきなり完成品です。
仕事に行っている間に奥さんが作ってくれました。
途中経過は写真とっていなかったのでありませんが
要はスープと一緒に煮込んでいたアブラを取り出し別の鍋で醤油と砂糖で甘辛く煮付けただけです。
ということで今回は「かえし」は使用していません。
「かえし」を使うときはもう少し砂糖を入れてあげないと甘味が足りないみたいですね。

ちなみにだ。
このアブラちゃんに囲まれるように


豚、鎮座。

もうね。
自己満足の世界ですが、本気でうまそうです。

っていうか、



これはまじでうまかった。
で、今日はいよいよ実食です。
用意した麺と、醤油だれは

ヨーカ堂で購入。
いろいろ探し回っているのですがなかなか二郎と同じ太さの麺って見つからないですね。
で、とりあえずこちらで。

で、2日にわたって出来上がったものがこちら。


アブラかけてもういっちょ



今回メインのアブラ。ピンぼけじゃねーかとか言うのは内緒です。しかも色悪いし。


家でやる二郎。
なんともいえない昂揚感。
少し頭おかしい人になりつつ
心の中で野菜を盛るとき「野菜アブラWで」ととなえてしまう。
とはいえ、本気で野菜Wにしたら子供の分がなくなってしまうので出来ませんが。
おそらく家二郎やっている人はまんべんなく同じこと考えているんだろうなー・・・。

総評
今回はアブラが食べたいということでやってみましたが
えー・・・アブラとチャーシューは文句なくおいしくできました。(っていっても奥さんが作ってくれたんだけど)
本気でうまかった。
アブラもとろりとして。
まー確かにね。厳密にいえば赤羽や西新井とは微妙に味が違います。
しかし家でここまで出来ればとりあえずは合格なんじゃないでしょうか。
早い話、自己満足できればいいんです。
アブラ食えればいいんです。
痛風再発してもしょうがないんです。

スープは・・・
やっぱり味の素を大量に入れてもあの独特の甘味はなかなかでませんね。
もっとチャーシューのくずとかキャベツの芯とか玉ねぎを入れて煮込めばもう少し近づけるのかな。
今のままだと二郎とか別にしてラーメンとしてはおいしいです。
子供もぺろりと一杯食べちゃいます。
ちなみに。
食べるときアブラをかけると甘味が増してなんとなく二郎かなーっと言う感じです。
ただし入れすぎると今度は甘いだけになっちゃうので加減しないといけませんが。





最後に一言。
スープ作っているとき子供(10歳)が「ガラはきちんと血合い洗わんといかん」って言ってました。
ありがとうございました。


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